多相バリアントの実装、わけわからない。Maybe, Eitherなどの実装は一旦諦めて、バリアント型（代数的データ型）が担う以下の機能を個別に実装したい。

• IO型のような、型構築子が隠蔽されたデータ型 TyPolyAtom
  • その実体は、Glisp値を内包した何らかのJSオブジェクト
  • パターンマッチによって中身を取り出すことは出来ない
  • 「型つき」のAtom型だと考えることにする
  • しかし、多相的にしないとAtomと変わらない
  • 後述のTyProdと似ているが、引数を適用することで得られるのはインスタンスではなく、○型のデータ型。
• 型構築子つき直積型 TyProd, Prod
  • ベクタ型と同じ直積型だが、型構築子つきで型同士を区別できる
  • パターンマッチで中身を取り出せる
  • 2要素のIntの直積型にしたって、2次元ベクトル、あるいは範囲を意味するかもしれない。しかし単に[Int Int] として宣言するだけでは両者の区別がつかない。そこで(Vec2 4 5), (Range 2 100)のように、ユニークで識別可能な型構築子に値の組を適用することで、意味論的な区別をデータ構造として明示できるようにする。
  • TyProd値、コンストラクタ的にも使える一方で、それ自体は型として振る舞う
• 列挙型（Bool, Ordering）
  • TyEnumとする

Event型は、JS的な表現としては、コールバック関数と入力Glisp値を受け取り、イベントが発火されたタイミングで新たなGlisp値を第一引数にコールバック関数を呼び出す